毒親に育てられました【400】

毒親に育てられました【399】

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毒親に育てられました①

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第400話

 

 

 

 

あとがき

Cちゃんママが私の言葉をあえて遮るように話したり、用事があるからとすぐに去って行ったのも(本当に急いでいた可能性もありますが)、私に気を遣わせないためだったんじゃないかと思います。

相手に悟られない程度に気を使うことができるCちゃんママの気遣いを、なんとなく肌で実感しました。

 

突然肩を掴まれて「あなたなら大丈夫!」と言われた時は思わずフリーズしてしまい、何も返事ができなかったのですが、大人になった今でもこの言葉が頭の片隅に残っています。

 

一人暮らし用に貯金をしたいのでシフトを増やして欲しいことを店長に相談すると、なんと、時給を上げると言ってくださいました。

余談ですが、このお店では私が辞めた後も、バイトの人達は卒業前になると時給が上がるようになっていたそうです。

(バイトを辞めた後もよく遊びに行っていたので知りました)

ここでバイトをする人達のほとんどが大学生や専門学生だったので、私と同じようにお金に困っている学生さんは少なくなかったと思います。

この時給が上がる制度が確立されたのは私が発端だったのですが、店長の「バイトの人達を想う優しさ」があったから、私の後にバイトをする人達も救われた部分があったと思います。

Cちゃん親子や店長やその他にも私のまわりには本当にいい人がたくさんいて、そのおかげで私はひねくれずに生きていけたんだと思います。

次回→第401話

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