毒親に育てられました【302】

毒親に育てられました【301】

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毒親に育てられました①

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第302話

 

 

 

 

 

 

あとがき

「話してほしい」その一言に頼って、私は遠慮なく自分の話をするようになりました。

「話してほしいって言ってくれるくらいだから、いくらでも話していいんだ」と当時の私は思ってしまっていたのです。

 

私が泣きながら心の内を明かせば、Bくんはなんと言えば良いのかわからず、黙って辛い顔をしていました。

そのことにもちろん私も気付いていて、きっと必要以上に話し過ぎてしまうとBくんを困らせるだけなのかもしれないと分かっていました。

それでも今まで他人に家庭のことを話してこなかった反動からか、話した後のあのスッキリとした感覚が忘れられず、「Bくんには話を聞いてもらっているだけで、特に何もしてもらおうとしていないし…それに“話してほしい”って言ってくれた。だったらこのまま話し続けても…」と自分のことしか考えられずにいる自分と、話すのをやめなきゃと思っている自分との間で揺れ動いていました。

当時の私はどうしようもなく未熟でした。

次回→第303話

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